DETAIL

デザイナー「KARL DONOGHUE (カール ドノヒュー)」はイギリスヨークシャーに生まれ育ち、幼少の頃よりクリエイティブなことへの関心が非常に深く、課題で取りかかっていたドローイングやデザイン画を通してアートに魅了された。彼は自然と「Hull Art」カレッジに入学し、恵まれた環境で多くを学んだ。その後ロンドンへ移り、「Ravensbourne Design & Communication」カレッジで3年間本格的にテキスタイルデザインの道へと進んだ。在学中はロンドンコレクションの「Bella Freud」の元で経験を積んだのち、卒業と同時に自身のブランド「KARL DONOGHUE (カール ドノヒュー)」を立ち上げた。素材選びからデザインまで一切妥協せず、常に斬新でスタイリッシュなレザーを提案する彼のコレクションは「BARNEYS NEW YORK」の目にとまり、1995年のファーストコレクションを全て買い付けたことからキャリアがスタートし、たちまち世界中のバイヤーを惹きつけた。そしてアクセサリーコレクションの成功により、ウェアのコレクションも展開してほしいというバイヤーからのリクエストのもと、2000年より本格的にウェアコレクションもスタート。更には人気ブランド「KATHARINE HAMNETT」や「JOSEPH」などのレザーウェアデザインも手掛けることとなった。現在シープスキンをメインとしたファーアクセサリーとウェアのコレクションを中心に展開しているが、ブランドをスタートした当時はシープスキンに特化した ブランドは少なく（ミンクやセーブルといったラグジュアリーなファーブランドが中心）、彼はシープスキンを普段のファッションに取り入れた先駆者といえる。そのきっかけとなったのは、大学の卒業制作準備中に出会ったチベット遊牧民を写した１枚のモノクロ写真だった。さらに、スペインのタンナーの優れたシープスキンとの出会いも、彼にインスピレーションを与え、彼らとの関係は20年に及ぶ。現在UK では「Harrods」や「Harvey Nicols」といった高級デパートで取り扱われているほか、「ケイト・モス」や「エリザベス・ ハーレー」「ヴィクトリア・ベッカム」などのセレブリティも愛用していることで知られている。また、香港の「Lane Crawford」や様々な日本のセレクトショップで彼のコレクションを見ることが出来る。

今回ご紹介するのは、柔らかい毛質を特徴とした非常に軽く温かなトスカーナラムスキンを用いたループタイ。しっとりと滑らかなスキンサイドにドラム染色後、手作業でのライトナッパ加工と“メッシュ”柄のエンボスを施し表面が布っぽいテクスチャーになるように仕上げた一枚。ファーサイドは染色し、ストレートアイロンをかけたファー。毛足は2.5〜4cmで、ファーには様々な流れがあり、所々ウェーブがかった部分もあります。両端をループ状に縫い合わさったクラバットタイプのファーアイテム。コーディネートの幅が広がり、ウェアのような感覚で気軽に取り入れられ、いつものスタイリングをより華やかに、そしてリッチに演出してくれます。オリジナルボックスつきだからギフトにも最適です。

※KARL DONOGHUEの商品はすべて天然素材を使用しておりますので、製品ごとに柄や色合いが異なったり、原皮の傷がそのまま出ている事がございます。これは製品の特性であり、欠陥ではありませんのでご了承下さい。

※KARL DONOGHUEの商品は手作業で刈り込まれているため、ご着用直後に衣服に細かい毛が付着する場合がございます。これは製品の特性であり、欠陥ではありませんのでご了承下さい。

Material : 羊革

One Size : 最大幅18cm 長さ89cm

原産国 : イギリス